受験生はスケジューリングが大切
受験は時間との勝負です。
どの受験生も限られた時間の中でどれだけ効率的に勉強をするかが大切になってきます。
ただやみくもに勉強するのではなく明確にどのタイミングでどのくらいの知識をつけておくのかを計画的に進めることが合否を決めるものです。
>>【大学受験の勉強】スケジュールの立て方&やる気UPの方法
そこで大切なのがどういったスケジュールで進めるかということになります。
受験生は勉強をするだけでなく学校見学や出願準備などいろいろなことが必要です。
これらのことをこなすためにも受験生の1年間のスケジュールを頭に入れておくと計画的に行動ができます。
受験生として最初に行うこと
受験まであと1年になったら最初に行うべきことが志望校を決めることです。
志望校が決まらなければ具体的な試験勉強の内容も定まりませんし、自分自身のモチベーションも維持しにくくなってしまいます。
特に私立と国公立とでは受験科目の数も違ってきますから勉強内容もかなり違ってきてしまうので早めに決めておくことが大切です。
志望校を決めるにあたっては具体的にどういったことを勉強したいか、ということを考えるのはもちろんですが、就職のことや学費のことなど考えるべきことも沢山あります。
自分ひとりの意見ではなく家族の意見も求める必要がある場面もありますからしっかりと考えて方向性を決めていきましょう。
もちろん中には途中でやりたいことが変わったり学力の問題があったりして志望校を変えるということもありますが、暫定的に第一志望として目指したい大学は早いうちに決めておくべきです。
年間スケジュールを把握する
受験までの1年間はとてもあっという間に進んでいきます。
その期間にある受ける模擬試験や学校見学、入試日といった一通りのスケジュールは早めに確認しておかないと勉強の時間がうまく取れなくなってしまうことも少なくないです。
そこで、学校の夏休み、塾の講習、学校見学、出願などわかって言う範囲で受験までの1年間のスケジュールは早いうちに把握しておきましょう。
これが確認できると毎日のスケジュールも立てやすくなりますし後から焦ることも少ないです。
勉強のスケジュール
受験勉強といえば多くの人は過去問演習をイメージします。
しかし、すぐに過去問を解き始めても解けないです。
そこで受験までの1年間の内はじめのうちは基礎力をつけていきます。
基礎力をつけるというのは学校の問題集を解きなおしたり漢字や英単語、文法、公式といったものを覚えたりしていくことです。
難しい内容をする必要はなく基本内容をしっかりと何回も反復して確実に身につけていきます。
これは夏休みまでに仕上げることが目標です。
夏休みが終わったら本格的な実践練習に取り組んでいくようになります。
問題演習を通して把握した苦手範囲を反復練習しながら少しずつ過去問を解くようにしたり難易度の高い問題集を解いたりして行くのが一般的な学習方法です。
模擬試験の解きなおしもとても大切な勉強となります。
特に夏休み以降は試験も多くなりますからその都度解きなおしをしておくことが大切です。
模擬試験は本番に近い形で試験が受けられますし時事問題は最新のものが出題されるので入試にもとても役立ちます。