過去問を始める時期
受験勉強といえば過去問だと思っている人も多いです。
たしかに過去問というのは受験するにあたってなども取り組む必要のあるものではありますが、始める時期も大切になってきます。
まずは基礎力をつけたうえで大学の過去問に取り組むことが大切です。
基礎力は学校の授業で取り扱うような基礎的な内容であり、基礎的な問題集を反復することで身に付きます。
一般的には基礎的な内容を取り組み定着を図るべき時期というのは夏休みまでと言われており、夏休みが明けたら過去問に挑戦することが望ましいです。
もちろん、受験する学校が国公立か私立、理系か文系かということによっても取り組む科目の数が違うために勉強する内容も違ってくるので必ず夏休みが明けたら過去問に取り組まなければならないわけではないです。
実際、冬休みから過去問に取り組んでも第一志望の大学に合格して言うという人もいます。
基礎力がきちんと身についてれば多くの場合必要な知識が身に付いており過去問にしっかり対応することが可能なのです。
そのため無理に夏休みが明けたところから過去問に取り組むのではなく計画的に基礎を仕上げたうえで過去問に取り組むことが大切です。
過去問に取り組む意味
過去問をすることがなぜ必要であるかを理解したうえで取り組むことが大切です。
ただその学校の問題であること、テスト形式であるために実践的な力が付けられるだけではありません。
過去問というのはその学校の傾向があり、取り組んでいるうちにどういった問題が良く出題されているのか、どういった形式の問題が出題されるのかといったことを知ることができます。
同じ問題でも繰り返すことによってその学校の試験で求められる力が付けられるのです。
一般的に第一志望の問題は5回は解きなおすべきだと言われています。
それだけ繰り返さなければ制限時間内に完ぺきな回答をすることができないのです。
解きながら少しずつどういった時間配分で解けばよいのか、合格するためにはどの問題から取り組めばよいのかということがつかめるようになり、合格点をとれるようになります。