もしも子供が浪人することになったら
どれだけ勉強をしても受験に絶対ということはありません。
第一志望の合格率が80パーセントと出ていてもインフルエンザになってしまえば受験ができなかったり試験を受けられたとしても思うように取り組めず結果が出なかったりすることもあります。
また、一生懸命頑張っても希望している学校に合格できないということもあるものです。
そういった状況になると子供から浪人をしたいということを言われることもあります。
浪人することはかなりの決意が必要です。
周囲の友達が大学に合格して楽しそうに学生生活をしているのを横目に見ながら浪人生として勉強にはげむのはかなり精神的にも負担がかかります。
そのため相当な覚悟がなければ踏み切ることが難しいです。
また、費用の面でも負担が大きなものになります。
浪人するというのは大学に1年通っているのとほとんど変わらないですから大学生の期間が延びることになり学費も1年分増えるのです。
そのため保護者としては浪人するとなるとどのくらい費用がかかるのかを知ったうえで浪人するかどうかを決めることが大切になります。
浪人の費用相場
浪人をする場合、自宅で勉強して翌年の入試に備えるということも可能です。
しかし、実際には一人で勉強するのはわからないところの質問ができないですし孤独でかなり精神的にも追いつめられるため、多くの人は予備校に通って受験勉強をします。
有名な予備校に通うことになった場合、基本的には入学金と授業料、施設使用料といったものが必要です。
これらは受けるコースによっても違いますが、相場としては50万円から100慢円ほどかかると言われています。
予備校によってかかる費用は違いますし、解く態勢制度を設けているところもありますからまずは比較検討することが大切です。
学費の面だけでなく授業内容や自習室の様子、実績といったものも加味することが必要なものになります。
浪人費用を捻出する不安
浪人費用を用意するとなるとやりくりの面で不安になるものです。
家庭として浪人費用とその後の大学の費用を捻出することが難しいと感じたら、マネープランを立てることが必要になります。
学費を親や親族に援助してもらったり、奨学金を利用したりするのが一般的な方法です。
子供にも浪人するならば大学の費用の一部は奨学金で返済することを条件として提示しているという家庭も多くあります。
家庭の状況に応じてこれは判断し子供たちとも相談したうえで決めることが大切です。